GUIDES
系統・用地のガイド
太陽光発電所・系統用蓄電池・データセンターの用地選定に必要な知識を、公的資料に基づいて整理したガイド集。系統空容量マップの見方、接続検討、ノンファーム型接続、農地転用と農振除外、用途地域と市街化調整区域、ハザードの確認まで。
系統・接続
空容量の読み方、接続検討からノンファーム型接続まで、系統側の確認事項。
- 系統用蓄電池の接続ルール|充電側の制約、早期連系追加対策、2026年の空押さえ対策系統用蓄電池(蓄電所)を系統につなぐときのルールを、公的資料に基づいて整理。放電(逆潮流)と充電(順潮流)で扱いが違う理由、2025年4月開始の早期連系追加対策(充電制限)、2026年4月からの保証金10%への引き上げ、契約申込み約2,869万kWに達した申込み状況まで解説。
- 低圧・高圧・特別高圧の違い|電圧区分と発電所・蓄電所の連系先の目安低圧(600V以下)・高圧(600V超7,000V以下)・特別高圧(7,000V超)の法令上の定義と、発電所や系統用蓄電池がどの電圧に連系するかの目安(低圧は原則50kW未満、高圧は原則2,000kW未満)を公的資料で解説。候補地探しで変電所の電圧を見る理由も整理します。
- 系統空容量マップの見方|全国10エリアの公表ページと読み方のポイント一般送配電事業者が公表する系統の空き容量(空容量マップ・予想潮流)の探し方と読み方を解説。全国10エリアの公式ページ、運用容量・予想潮流・空容量の関係、ノンファーム型接続以降の「空容量0」の意味、系統用蓄電池で充電側も確認すべき理由まで。
- 系統連系の手続きの流れ|事前相談・接続検討・契約申込みの期間と費用太陽光発電所や系統用蓄電池を送配電網につなぐまでの手続きを、事前相談・接続検討・契約申込み・工事費負担金の順に解説。接続検討の回答期間(原則3か月)、検討料、保証金(蓄電池は10%)、2026年からの土地書類の提出など、最新のルールを公的資料で整理。
- ノンファーム型接続とは|仕組み・適用範囲・出力制御との関係をわかりやすくノンファーム型接続は、系統が混雑したときの出力制御を前提に、設備増強を待たずに発電所などを接続する仕組みです。基幹系統(2021年1月)からローカル系統(2023年4月)への拡大、再給電方式による混雑管理、配電系統では増強が必要な点、系統用蓄電池の充電側の扱いまでを公的資料で解説。
土地・規制
農地転用、都市計画、林地開発など、用地側で案件を止める規制の整理。
- 営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の許可基準|2024年4月からの制度と一時転用期間営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)は、農地に支柱を立てて営農を続けながら発電する方式です。2024年4月1日に農地法施行規則とガイドラインで明確化された許可基準、一時転用期間(通常3年・条件により10年)、単収2割減の基準、毎年の報告義務を農林水産省の資料で解説します。
- 青地・白地と農振除外|農地転用の区分(甲種〜第3種)と太陽光・蓄電所の用地農用地区域内農地(青地)と白地の違い、農振除外の6つの要件、農地転用許可の立地基準(甲種・第1種・第2種・第3種農地)を農林水産省の資料に基づいて解説。太陽光発電所や系統用蓄電池の候補地を、農地の区分で机上スクリーニングする手順も紹介します。
- 林地開発許可と盛土規制法|太陽光は0.5ha超で許可、2026年4月の改正森林法まで森林での太陽光発電所・系統用蓄電池の開発で必要になる林地開発許可(太陽光は0.5ha超、その他は1ha超)、2026年4月1日施行の改正森林法(許可条件違反への罰則)、40ha以上の大規模太陽光に対する残置森林率おおむね60%以上の新基準、盛土規制法(2023年5月26日施行)の仕組みを林野庁・国土交通省の資料で解説。
- 用途地域・市街化調整区域と太陽光・系統用蓄電池|都市計画の確認方法と開発許可候補地の都市計画(都市計画区域、市街化区域・市街化調整区域、13種類の用途地域)の確認方法と、太陽光発電設備・系統用蓄電池の開発許可上の扱いを国土交通省の資料で解説。建築物でない太陽光は開発許可不要、蓄電池は第一種特定工作物に該当し得るとした2025年4月の技術的助言も整理します。
適地選定の実務
太陽光・系統用蓄電池・データセンターの候補地を机上で比べる手順とチェックリスト。
- 蓄電所候補地の机上チェックリスト|系統・土地・規制・災害リスクの30項目系統用蓄電池(蓄電所)の候補地を、接続検討や現地調査の前に机上で評価するためのチェックリスト。系統、土地、規制、災害リスク、物理条件・周辺環境の30項目を、確認先と「見送り」の目安つきで一覧にしました。
- 系統用蓄電池(蓄電所)の用地選定ガイド|系統・土地・規制・災害リスクの確認手順系統用蓄電池(蓄電所・BESS)の候補地を選ぶ手順を、系統(放電側・充電側の空き、変電所までの距離)、土地(地目・権利・2026年からの土地書類)、規制(農地転用・都市計画の第一種特定工作物・林地開発)、災害リスク(浸水・土砂)の順に整理。机上で候補を絞り込む実務の流れを解説します。
- データセンターの立地選定と電力|受電容量・ウェルカムゾーンマップ・用地の確認ポイントデータセンターの候補地選びで確認すべき電力(特別高圧での受電、需要側の系統の空き、ウェルカムゾーンマップ)、通信、用地(用途地域・市街化調整区域)、災害リスクを整理。経済産業省・総務省の「ワット・ビット連携」の動きもふまえ、机上で候補を比べる手順を解説します。
- ハザードマップで見る発電所・蓄電所の立地リスク|洪水・津波・高潮・土砂災害の確認方法太陽光発電所・系統用蓄電池・データセンターの候補地で確認すべき災害リスクを、国土交通省のハザードマップポータルサイトの情報をもとに解説。洪水浸水想定区域(想定最大規模)、津波・高潮の浸水想定、土砂災害警戒区域の見方と、電気設備の浸水対策・候補地の比較での使い方を整理します。
- 系統空容量マップだけでは足りない理由|農地・都市計画・ハザード・地形を重ねる机上調査系統の空容量があっても、農地区分、都市計画、森林、災害リスク、地形で事業ができない候補地は少なくありません。空容量マップだけで候補を選んだときに起きやすい手戻りのパターンと、系統と用地の条件を同じ地図で重ねる机上調査の進め方を解説します。
- 太陽光発電の適地選定をGISで進める手順|系統・土地・規制・災害・地形を重ねる太陽光発電所の候補地を、GIS(地図上のデータの重ね合わせ)で机上スクリーニングする手順を解説。系統の空容量と連系電圧、農地転用・林地開発・環境アセスメントなどの規制、洪水・土砂災害、傾斜と方位、日射と影を、どの順で重ねて候補を絞り込むかを整理します。
用語・運営情報
用語集と、このガイドの編集方針。